12, 11. 2016 クリスマス市


昨朝の晴間は長くは続かず、一仕事終えた頃には雲が広がって来たいた。絵具の容器や刷毛などを片付けて、今日の教室に備える。何点か不足の物が出来て、午後の早い電車で、札幌へ向かった。山際の札幌は、雲が厚かった。

南1条の2店舗で必要な品を買求め、直ぐ北の大通公園に出る。公園の落葉は、車道迄降り積っていた。南側の通路を通行止めにして、催事の準備が行われていた。此の店舗群には記憶がある。ミュンへンクリスマス市の準備だった。駅前通りに面する西の区画では、噴水の場所に雪を表したイルミネーションが出来上がっていた。




危うく見過す程、ハクウンボクは葉が落ちて、実も僅かになっていた。今年は実の付きが良く、長い間楽しませて貰った。ユリノキは、未だ葉を付けていた。ずっと西迄、雪を象ったイルミネーションが設置されていた。6丁目には、人工物の蔦を電飾と一緒に絡め、中央にクリスマスツリーが設置されていた。その西の区画では電飾のドーム、更に西には大きなテントのドームが設置されていた。何の為のドームなのだろうか。








催事が始まると公園内は歩き難くなると思いながら、公園を離れて北へ向う。立寄った植物園の温室の屋根から覗く桐の樹の実は、褐色に枯れていた。東へ戻り、同調の南門から構内に入る。大きなズミの樹で、鴉が実を啄んでいた。小さな実で効率が悪かろうにと、思う。実が美味なのか、食料が不足なのかは判らない。大分地面が華やかになっていたが、八重桜は葉を残していた。水が冷たいのだろうか。マガモスイレンの葉に乗っていた。




先刻迄、昨夜来の雨が降っていたが、雲が開けて南西に青空が広がって来た。今日は9度と、気温が上がる予報が出ている。