31, 10. 2016 薄暗い日曜日


10月最後の日曜日は、雲が厚く陽の射さぬ一日となった。午後に入って幾分雲間から陽が漏れたが、午前中は真っ暗。洗濯機を仕掛けて手仕事もする気分になれず、本を読んで過ごした。1時半過ぎにクモが開けて来たので、散歩に出掛けた。

黒雲の隙間から光の帯が流れていた。風は前日よりは治まっていたが、頗る冷たい。そろそろ耳掛をした方が良いかも知れない。書状を投函し、シラカバ公園へ南から入る。公園傍のお宅のガマズミが、未だ実を見せていた。朽ち始めた実も見えた。




公園を西へ抜ける。道路脇の菜園で、大根と白菜が見事に生っていた。これなら漬物用になる。彼方此方で、葉を切り詰められなかったオオバギボウシが、葉をべったりと広げている。ユリ科の植物は、葉が溶ける様に朽ちる。北へ向い、団地の北外れから北西を眺める。札幌の方角は雲が高く、手稲山が見えていた。






団地の北の道を、東へ戻る。ポプラは未だ葉を付けていた。生垣のヒバが、縛られていた。雪に覆われた姿を、以前に雪地蔵の様だと記した記憶がある。鳶が空を、舞っていた。鳶の巣は、歩いて来た直ぐ北の木立にある。3番通りを渡る。生花店の南瓜が増えていた。彫られた顔の表情が、少々キツい。シラカバ公園へ、北から入る。直ぐ東のお宅のガマズミは、未だ葉を付けていた。







今朝も曇空。今週一杯は日射しが望めぬ予報が出ている。日が短くなった上に陽が射さぬのでは、ますます気が滅入る。