10, 10. 2016 深まる秋


昨朝見えていた青空は、間もなく分厚い雲に隠されてしまった。洗濯機を仕掛けて庭に出たが、強い風が吹荒れていて、直ぐに退散した。空模様を窺いながら、本を読んで過ごす。11時を過ぎて、青空の領域が広がって来た。変わり易い天候なので、一仕事進めた。昼食後、午前の絵具が乾いていなかったので、先に歩いて来ることにした。

家の少し東の道を、南へ進む。街路樹のシナノキの葉が随分落ちて、空が透けて見える様になって来た。最上部の写真は、帰り道の緑地帯の様子。夏の間は見えなかった空が見える様になって来ている。余り上手とは言えないけれど、冬囲いを始めたお宅があった。鉄道林前の道の1本北の道を西へ曲がる。角のお宅の大きなネムノキも、莢を下げていた。此処のお宅の柿の木は、早くも実を色付かせていた。南向きの庭で、陽当たりが良い所為かと思われる。西へ進み、ずっと見て来た柿を見上げる。先刻の柿の実より僅かに実が小さく、色付きは遅れていた。







東町公園に続く緑地帯に入る。新しく出来上がったお宅の薪の量が増えていた。今年出来た新築の家に、同じ様な薪の棚が据えられているので、建築業者が勧めているのかも知れない。遊歩道脇のお宅のキタコブシに、面白い形の実が出来ていた。





チョウセンアサガオの其の後を見ようと、緑地帯を離れて北西へ向かう。向日葵が朽ちて、哀れな姿になっていた。チョウセンアサガオは花が終り、少し切り詰められていた。此の棘付きの実がどうなるのか、興味がある。絵具が乾く頃かと、住宅街を北東に戻る。低い塀から、焦げた様な色になったドクダミが見えていた。





東町公園を北に通り抜ける。樹々の色付きが進行していた。空が見える様になったシラカバ公園へ続く緑地帯を進む。白樺の葉が半ば落ちて、大きなヤドリギが姿を現していた。庭仕事の合間に、国道の南のヤドリギを見て来ることにしよう。



家に戻って、仕事の続きを進めた。夕刻まで良く晴れて昨夜は半月が見えていたが、今朝は敷石が濡れている。雨は上がって、少し陽が射して来た。