23, 09. 2016 少し早過ぎた


昨朝の晴間は、長続きしなかった。8時を過ぎると、浮雲が空を覆い始めた。仕事もならず、洗濯機を仕掛けて、春夏用の靴と秋冬用の靴を入れ替える。靴箱は壁面一杯でかなりの段数があるが、姪と2人で使用しているので、全ての靴は入らない。今日は雨の予報が出ていたので買物に出掛けることも考えたが、秋分の日の祝日で人出が多いと思われて取り止めた。

雲が厚みを帯びて陽が射さず、薄暗い。2時前に散歩に出掛けた。西の住宅街のジョウロウホトトギスを見て来ることにした。シラカバ公園を西へ抜けて、ジョウロウホトトギスのあるお宅へ向かう。先端は花を開いていたが、未だ殆どが蕾の状態だった。屈んで、先端の花の内部を覗く。斑入りの赤い内部が見えた。




西へ進み、北の沢の遊歩道を南へ進む。栗の毬が、数多く落ちていた。毬が割れて、小さな実が見えているいるものもあった。以前此の辺で、エゾリスの姿を見ている。遊歩道脇の新築の家が出来上がっていた。此処のお宅も南の緑地帯のお宅と同様、薪を切って積上げてあった。





2番通りに出て其の侭南へ進む積りでいたが、日が射さぬので池を西へ向かい、中央の沢の西の遊歩道に入る。遊歩道の西側はアパートの敷地なので、夏場は陽が射して暑いので通ることはない。沢の樹々に混じって、ツリバナが赤い実を見せていた。中央階段手前に、此の地に縄文時代の集落の遺跡があったとの縦看が立てられている。北の沢の地続きの公園の縄文時代土偶の遺跡と共に、野幌原始林から石狩平野に流れる小川の畔での原始の暮しを想像出来る。





中央の階段で沢を渡り、東の遊歩道を北へ戻らずに、住宅街を東へ戻った。一番通りにあるお宅の大きなネムノキを、思い出した為。ネムノキは、大きな莢を下げていた。実が大きくなっているのが判った。東町公園を通り抜け、緑地帯を抜けて、シラカバ公園に入る。葉が随分落ちて、空が見える様になって来ていた。公園近くのお宅のインドリンゴが、佳い色に色付いて来ていた。何時の間にか、蔦の葉も色付き始めていた。






昨夜来の雨が降っている。今日の最高気温は18度の予報。雨が地表の熱を洗い流す様で、疎ましい。