07, 06. 2016 赤花栃ノ木


昨朝は快晴だったが、8時を過ぎて浮雲が現れて来た。一仕事済ませて、血圧の平均値を出す作業に入る。ほぼ3ヶ月分の朝夕の2度分の数値なので、時間がかかる。厄介な作業を終えて、出掛ける準備をした。午後の早いバスで新さっぽろへ向かう。地下鉄に乗り換えて最寄りの駅を出ると、空は曇空になっていた。

南へ向かうと、突き当りの札幌医大の敷地の木立に、赤い斑点が見えた。近付くと、アカバトチノキの花であることが判った。図鑑では見ているが、実物との出会いは初めてのこと。東隣のカシワの樹には、もう実が出来始めていた。南1条通りを、東へ向かう。街路樹のトチノキはもう花は終盤で、実が見えていた。







覚悟はして出かけるものの、時間が指定されているにも拘らず2時間を超えて待たされると、血圧が上がる。薬を受け取って病院を出ると、4時半近くになっていた。西のや間際が僅かに明るい程度で、上空は灰色の雲が広がっていた。大通公園を東へ向かう。期待したユリノキは、開花は余り進んではいなかった。北へ向い、ハクウンボクを見上げる。もう花弁が散り始め、樹下の方が賑やかになっている樹もあった。北2条通りの数本が、未だ花を多く残していた。







道庁の南端の巨大なハリエンジュが、満開状態だった。数本ある何れもが、花序の先端まで開いた花房を下げていた。かっての札幌祭、現在の北海道神宮祭の折の花だったのに、随分開花が早くなっている。




今朝も雲が多いが、雲間から僅かに陽が射している。天候が良ければ、午後から沢のハリエンジュを見て来ることにしようか。