10, 04. 2016 七竃の芽吹き


昨日午前中は浮雲が見えていたが,午後に入って雲なく良く晴れた。強風を通り越して烈風とでもいうべき北西の風が,吹き払ったものと思われる。教室を終えてアトリエの床を磨き,制作途上の作品を床に水張りした。薄手のカーディガンを上着の下に着込んで,買物がてらの散歩に出掛けた。

ナナカマド公園を南へ抜ける。膨らんでいたナナカマドの芽の先端が開いていた。他の樹木に比べてナナカマドの芽吹きは早く,新芽とは思われぬ赤茶色の葉を開く。冬期間市が近隣の雪を運び込んでいた、住宅街の中の畑の雪が殆ど融けて来ていた。待ち切れないのか,周囲には石灰の粉が撒かれていた。




かなり離れた位置から,サンシュユの梢が黄色く見えていた。近付くと殻が外れて,蕾が姿を現していた。東の沢に沿って,ネコヤナギの変化を見ながら北へ進む。通り抜け出来なかった2番通りから北へ抜ける小径も,何とか歩ける状態になっていた。バッコヤナギの変化が大きい。直ぐ傍のネコヤナギも僅かに色付いて来ていた。








沢を離れて,住宅街を風を除けてジグザグニ北西へ進む。開花の早い山桜の花芽が,膨らんでピンクに見えていた。3番通り手前の窪地を覗き込む。殆ど雪は融けていた。間もなく野草が芽を出す筈。東のスーパーで野菜を買求め,西のスーパーへ向かう。風が吹荒れていたが良く晴れているので,裏手へ廻って見た。春霞がかかって、札幌市街も山並みも見えなかった。買物を済ませて戻る。雪を冠っていた椿が,姿を現していた。





今朝も良く晴れている。暫く暖かい日が続いていたのに,今日の最高気温気温は8度の予報。明朝未明の予報には、何と雪達磨が鎮座している。もう雪は不要なのだが。