22, 02. 2016 季節が戻って


春の雪解けの頃から季節が戻った様に,外界が一変した。朝方の雪は止んだが,空は明るくならない。北風なのか,北の空が少し青く見えていた。洗濯機を仕掛けて,手仕事の続きをする。午後に入って雲は高くなったが,明るいのは北の空で,陽の通り道は雲が陣取っていた。

時折雪が舞い出したので,酷くならぬ内にと,散歩に出掛けた。歩き出すと,雲間から僅かに陽が射し始めた。日曜日とあって、車道も歩道も除雪が済んでいない。積雪は15cm程。踏み固められた細い道を歩く。従姉夫婦が住んでいる東の住宅街で,排雪作業が行われていた。雪が降った後でタイミングが佳い。南へ向かい,久々に雪化粧した東町公園を眺める。道の状態が悪ければ住宅街を歩こうと緑地帯を見たら,細い幅の除雪機が通った跡があった。





緑地帯中程の広場では,重機が集められた雪を高く押し上げていた。近隣から持ち込まれた雪で,山は大分高くなっていた。鉄道林前の道を西へ向かい,中央の沢の階段を下りる。沢の底の流れには、氷が浮いていた。沢の東の遊歩道を戻る。踏み固められた細い道が続く。先刻通った緑地帯の道は,近隣の方が除雪機で開けて下さった道らしい。沢を離れて,住宅街を北東に戻る。此処も車の轍を辿って歩く。ヒバの枝先に、新たな明るい色の葉が出ているのを,数カ所で見かけた。






今朝は青空が広がっているが,夜分に降った雪が,ガラス窓に凍り付いている。今日は真冬日の予報。季節が戻ってしまった。