週か天気予報に雪達磨と雲のマークが並んでいるが、此の所前日ではないにしても陽が射す日が続いている。昨日も日記の更新を終えた9時前から、晴間が広がって来た。何より有難い陽光の下で、仕事を進める。正午を過ぎると西の雲が高くなって来たので、仕事は諦めた。絶望的と思われた1週間だったが、少し仕事を進めることが出来た。
南の低い空を移動していた陽の軌跡が随分高くなって来ているが、南西から北西にかけて高く続く雲の壁が陽を遮る。少し手仕事をした2時過ぎに、散歩に出掛けた。母屋の屋根の雪が、落雪の山と繋がっていた。西の雲は高いが、北から南東にかけては青空が広がっていた。気温が下がったのと、暫く凪いでいた風が吹いて冷たい。ライラックの冬芽が、膨らんで来ていた。ブロック塀に積った雪が緩んで、面白い形状を見せている。南西へ向かい、東の沢手前の公園のホウノキを見上げる。大分冬芽が膨らんで、白くなって来ていた。
手仕事で小物が必要だったのを思い出し、帰りがけにスーパーの100円ショップへ寄ろうと北へ向う。驚く程種類の多い此の店は、急に必要になった物は、大抵入手出来る。以前はあった小間物を売る店、洋品店や文房具店など皆閉店してしまったので、此処に頼るしか方法がない。小物を買求めて、3番通りを西へ戻る。歩道脇のイチイに下がった氷柱が面白い。精巧な硝子細工を想わせるものもある。西の山並みが見えるかも知れないと、西のスーパーの裏手へ廻る。西方の雲は、高さと厚みを増して,山並みも札幌市街も雲の中だった。
西の雲が迫って来ていた。西の雲の壁がないと、日照時間がもっと長引くと思われる。昨夜は5cm程の降雪があって、今朝は曇空だったが、先刻から雲が高くなり青空が透けて見えて来ている。僅かに薄日も射し始めた。寒さは我慢出来ても、薄暗いのは気が滅入る。