25, 01. 2016 快晴の日曜日


最強の寒波が列島を襲い、昨日は西日本が雪に見舞われた。長崎、鹿児島にも、かなりの積雪があった。南国特有のシュロやソテツに雪が積るのはやはり奇妙な感じがする。夜分に入って、観測史上初めての雪が、沖縄にも降った。

寒さは飛び切りだったが、朝方の雲は直ぐに開けて青空が広がった。洗濯機を仕掛けて仕事に入る。戸外の雪の反射もあって、光線の工合は頗る良かった。午後もう一仕事終えて、散歩に出掛けた。風がないのは幸いで、かなり冷え込んでいた。日向は良いが、日陰に入るとぐっと寒さを感じる。氷柱が数と長さを増して、陽光で輝いていた。戸外に止めてあった車にも、氷柱が下がっていた。





人気のない東町公園の横を通り、南の緑地帯に入る。もう鉄道林前の道が見える位置の樹々に、小鳥の姿があった。コガラかと思ったが、幾分大きく尾が長い。頭部が白くて、背に模様が見える。図鑑で調べたら、エナガという種が該当している様に思われた。






暫く鳥の様子を眺めて、鉄道林前の道を西へ向かう。中央の沢の遊歩道に入る。新雪に伸びる、樹々の青い影が美しい。中央の階段付近のニワウルシは、未だ枯れた花を付けていた。蒼い川の様な影を踏みながら2番通りを渡る。西の雲が高くなって来ていた。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。赤い枝のサンゴミズキも、氷柱を数多く下げていた。






今朝も雲なく良く晴れている。夜分に晴れると、放射冷却現象で気温は酷く下がる。寒波は列島のみならず北米大陸も襲って、死者が出ている。