04, 01. 2016 欅の樹皮


昨日9時を過ぎてクモが高くなり青空が広がったが、晴間は長くは続かなかった。洗濯機を仕掛けて、賀状の整理をする。年々賀状も数が減って来ているのが寂しい。賀状や個展の案内状は手書きですることに決めているので、時折宛名を書いたかどうか迷う方からの賀状があって、頭を悩ませる。

2時少し前に、散歩に出掛けた。北西から流れる雲が陽を捉え、雲のエッジが輝く。路面は予想程は凍っていなかった。日陰の位置は凍っているので、注意が肝要となる。住宅街を気侭に折れ曲がりながら、南西へ向かう。赤い実が想像もつかぬ程、朽ちて褐色になったエゾノコリンゴが下がっていた。東町公園へ続く緑地帯の南端に達する頃、大きな雲を通り抜けて陽が射して来た。







緑地帯を北へ戻る。東町公園も含めてこの一帯には欅が多いのだが、樹皮の剥がれ方が酷くなっていた。気温の低い時期なのだから、外套を纏っていた方が良さそうなのに、外皮が大きく剥がれている。樹皮と幹の間に隙間が出来ている樹もあった。良質な木材が得られる樹なのに、何故この様に樹皮が剥がれるのか判らない。





前日の暖気の成せる技か、歯科医のお宅の氷柱が伸びていた。少し明るくなって気分良く歩いていたが、北西からの巨大な雲がまた陽を捉え、夕刻まで薄暗かった。



今朝は薄曇り。雲が次第に高くなって、青空が透けて見えて来ている。今日から仕事が始められる様に、陽光が望ましい。