31, 12. 2015 粉雪積る


4日続いた真冬日を脱出出来る予報が出ていた昨日は,陽が昇る7時を過ぎて雪が舞い出した。見る間に袋の底でも裂けた様な激しい降り方になった。庭木に積る雪が高くなって行く。此の調子で降り続くと交通に支障が出そうと想っていたが,ゆきは10時半過ぎに降り止んだ。酷い雪の後なのに,雲が開けて青空が覗き始めた。

出来上がった年賀状を投函しに,郵便局へ向かう。歩道は除雪されて居らず,先の人が付けた足跡を辿って歩く。もう御用納めが済んだのに,郵便局は開いていた。係の方に手渡して,賀状を出し終えた。夕食の素材買求めに,北東へ向かった。ナナカマド公園を東へ抜ける。此処の遊歩道は,更に歩き難い。漸く住宅街へ出て,東へ向かう。数日の真冬日でも、ユキヤナギは未だ青い葉を付けていた。薄く小さな葉なのに,意外に丈夫なのに驚く。アジサイに,雪が載っていた。すっかり白くなった街並は、アスファルトが出た暗い情景より佳い。






東の沢まで,足を延ばす。陽が当った沢は,梢の色が見えて佳い。楓の梢が,赤味を増して来ていた。イワガラミの枯れた花にも,雪が載っていた。





沢を離れて,住宅街を西へ戻る。逆光で,降り積った雪の面がちかちかと光る。東のスーパーで野菜を買求め,西のスーパーに向かった。駐車場が満杯で、場所が空くのを待っている車があった。晴れていたので裏手へ廻って見たが,山並みは雲の中だった。僅かな買物なのに,長い行列が出来たレジで,随分待たされた。店を出た頃には,陽は南西の雲に入ってしまっていた。




今朝は曇空。花を生けたり,お正月用の煮物をしたりと,今日も慌ただしく終りそうな気配。