20, 12. 2015 吹荒れる


昨朝戸外を見ると、前夜からの雪がかなり積っていた。寒そうなので、上着を羽織って玄関前の雪掻きをする。もっと重い雪を予想していたが、意外に軽かった。雲が開けて9時過ぎには青空が広がって来た。地面が雪で覆われていることもあって、地の底へ引込まれそうな薄暗さは解消した。

教室を終えてアトリエの床を磨き、夕食の素材を買求めに出掛けた。白い圧雪の路面も、タイヤが強く働いた部分は、下の氷が頭を出している。圧雪状態の所を、選んで歩く。ナナカマド公園を歩いていたら、未だ晴れているのに、雪が舞い出した。公園傍のズミの実が萎み、凍って黒く朽ちている実もある。北と東は未だ晴れているが、西から雪雲が伸びて来ていた。





沢の東の野幌付近には未だ青空が見えていたが、雪は少しずつ降り方が強くなって来ていた。すっかり雪が融けていた沢の東の土手も、真っ白になっていた。3番通りを西へ戻る。東のスーパーで野菜を買求め、西のスーパーへ向かう頃、少し先が霞む吹雪となっていた。ライトを点けて走行している車もあった。





買物を済ませてスーパーを出ると、雪は小止みになっていた。歩道の雪の上に何か落ちている。良く見るとすっかり枯れ萎んだシナノキの実だった。吹雪の強い風で、残っていた実が飛ばされたらしい。夕刻まで、雪は降ったり止んだりを繰り返していた。



今朝は薄曇り。昨日強かった風は治まっている。日の出は遅くなり、日の入りは早まって陽が短くなっているが、あと数日の辛抱。冬至が過ぎると、寒くても希望が湧く。