18, 12. 2015 曇天の副産物


異常とも思われる程暖かな師走だったが、昨日は列島を寒気が襲い、初雪が遅れていた新潟や金沢などの日本海側の地方、南の福岡まで雪が降った。当地も前夜からの雪が降り続いた。暗くて仕事にはならず、手がけていた手仕事を仕上げる。残り革を組合わせ、同様の手法で3つのバッグが出来上がった。革の容量の相違で、サイズは少しずつ異なる。青系と茶系は1cm幅の皮を各々4色、緑系は5mm幅の皮を2色組合わせて編んである。見頃の中央に雨蓋を固定する金具を差込む為に厚手の無地を用い、此のデザインとなった。これで漸く、年賀状の準備が出来る。




2時半を過ぎて、散歩に出掛けた。雪は水分の多い濡れ雪で、半ば融けかかっていた。此の侭夜分に凍ると大変なことになると思いながら、足跡の付いた歩道を歩く。家を出た折には牡丹雪だったが、やがて音を立てて小さな霰の様な雪に変わった。もう少し南まで廻る積りでいたが、雪の結晶が大きくなり降り方が強くなって来たので、緑地帯の途中で引き返した。




濡れ雪ながら、前日まで出ていた地面が全て雪に覆われている。雪が積ると通り抜けし難くなる東町公園を北に抜ける。途中で小物を買い、シラカバ公園を東に抜けようとしたが遊歩道の雪が緩んでいたので、住宅街を廻って戻った。




昨夜の雪で、庭木には雪の華が咲いている。暖かい日が続いていたが、一気に冬に逆戻りしてしまった。朝方は曇っていたが、陽が射して青空が広がって来た。新雪の量が多く、今日は明るい一日になりそう。