09, 11. 2015 ヒヨドリの群


予報に出ていた朝方の降雪はなかったが、昨日は陽も射さず肌寒い一日となった。洗濯機を仕掛けて、手仕事で散らかった寝室を片付ける。本を読んで、時間を過ごした。2時前に、10月下旬から今月上旬の暖かさで、クリーニングに出すのを見合わせていた衣服を出しに出掛けた。これで相物の衣服は全て片付けられる。

西のスーパーにあるクリーニングの出店で衣服を預け、何時もと逆回りに南東へ向かう。前日輝いていた落葉松は、雨と日射しのなさで陰惨な色を見せていた。南のアカシア公園の樹々の葉が落ち、公園に続く沢の東も透けて見えていた。余り遠方まで見えるのは、落ち着かず良いとは思われない。沢に沿って2番通りへ出ようとして、忙しなく飛回るヒヨドリの群に出会った。2番通りを越えても、大きなアズキナシで実を啄んでいるヒヨドリが見られた。里鳥ではなく、渡りの鳥の様に思われた。






沢を通して、1番通りの住宅や行交う車が見える様になって来た。南の住宅街を。北西に戻る。マルメロが収穫されず、熟した実は地面に落ちていた。良い香りがするのにと、惜しまれる。玄関前の煉瓦塀の上に、小降りに植込まれた葉牡丹の鉢が乗せてあった。これからの季節には佳い植物。実の先端が色付いていたコノテガシワの実は、実の内部が赤紫色に染まって来ていた。





今朝も曇空。今日は全国的に傘のマークが見られる。日一日と外界の色が失せ、地面が暗くなって行くのが疎ましい。