11, 10. 2015 最後の輝き


台風が去って昨日は風は未だ強かったが、おまけの様な秋晴れが訪れた。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。前日天候が悪く殆ど歩けななかったので、大回りをして買物に行くことにした。北の端にスーパーが並んでいるが、南の端の鉄道林前の道を目指して歩いた。

ナナカマド公園を南へ通り抜ける。葉は真っ赤に染まり、最後の輝きを放っていた。少し実の大きさにばらつきはあるが、1番通りの生垣の葡萄は佳い色に色付いていた。




鉄道林前の道を、東へ向かう。オニグルミの葉は茶褐色に枯れ、窪地は朽ちた野草で見る影もない姿だった。東の外れのお宅のサルナシを見に立寄る。昨年は収穫されていたが、今年は採り残されて、路面にも散乱していた。黄色く色付き始めたハルニレを見上げて、公園を通り抜ける。沢に沿って、北へ向う。フウセンカズラも、もう最終段階だった。






3番通りを、西へ向かう。時ならぬ暴風が、樹々の梢をすっかり寂しくしてしまっていた。スーパーの裏手へ廻ってみる。北西の雲は厚かったが、山並みは見えていた。手稲山も紅葉が始まっているのが、遠目ながらも感じられた。





買物を済ませて戻る。荷物が軽いのを幸いに、帰りも少し回り道をする。エゾノコリンゴは熟し切って、路面に実が落ち始めていた。ツリバナも最終盤。こちらも、路面に実が落ち始めていた。




今日は雨の予報が出ているが、未だ青空が広がっている。夜分に晴れていたので、今朝も頗る寒い。