26, 07. 2015　またも雨降り

青空が広がったのは、僅かに一日のみ。昨日は前夜からの雨が、午前中は降り続いた。全く陽が射さぬ割には、気温が高い。教室を終えて、アトリエの床を磨く。来週も余り日射しが望めぬ予報が出ていたが、制作途上の作品を水張りした。雲が幾分高くなり、雨が小止みになったので、買物がてらの散歩に出掛けた。霧雨がときおり小さな雨粒を顔に当てる程度で、傘の必要はなかった。

紫陽花の勢いが良い。南へ向かい、ノブドウを見に立寄る。数多くの実を付け、実が大きくなり始めていた。良く花を付けていたオオヤマレンゲを見上げる。花期が長かったが流石に花は終わり、機雷の様な実を付けていた。直ぐ南のお宅に、かなり年数の経った大きなマルメロの樹がある。今年は大豊作で、丁度ビワ程に大きくなった実が見えていた。

一月近くかかった道路工事が終了し、東へ抜ける道が通れる様になっていた。気に懸かっていたサンシュユを見上げる。葉の間に、緑色の小さな実が見えていた。大きなエゴノキも、もう実を付けていた。朽ちた花弁を付けている実もある。昨年の個展で、地下鉄駅と画廊の中程にあるエゴノキを見ながら、通ったことを思い出した。