21, 07. 2015 梅雨前線北上


関東甲信地方に続いて、昨日は中国、近畿、中部地方に梅雨明け宣言が出され、猛暑日の地点が続出した。今朝の気圧配置を見ると、梅雨前線は津軽海峡まで達し、これがここ数日のすっきりせぬ天候の原因らしい。昨日午前中も薄曇りで仕事にならなかったので、北東の角に広がった熊笹と格闘した。元々は団地が出来た当時、山取りの植木を売りに来たものを買求めた折に、庭に根を下ろした熊笹。丈夫な地下茎を縦横無尽に広げるので手強い。大きなキャラボクの周囲半分程を引き抜いて、顎が出た。庭の北西の門ではユウバリシャジンが、東側ではタカネオミナエシが咲き始めていた。上の写真が、ユウバリシャジン。



昼食後僅かに陽が射して来た。折角作品の水張りをしたのに、今週は余り仕事が出来そうにないので、充分な光線ではなかったが仕事に入る。一仕事終えて、散歩に出掛けた。すっかり緑が濃くなったシラカバ公園に入る。緑地帯を南へ向かい、西の突き当りに見える北の沢を廻って来ようと、南へ向かった。南の緑地帯の欅を見上げていたら、ヒョウモンチョウが飛来した。もうシナノキは散り始めているのに、到頭クジャクチョウは姿を現さなかった。




鉄道林前の道に出る。前日廻った東側同様、此処も隣接する住宅街から溢れた植物が植込まれている。増えて生垣状になった紫陽花よりは、オオウバユリの方が佳い。西へ向かい、中央の沢の東の遊歩道に入る。中央階段の周囲にも、オオウバユリが咲いていた。





2番通りに面した公団アパートの傍を通り、中庭にネズミモチを見付けた。昨年見付けた木より枝が繁って大きい。2番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。サルナシの実が、少し膨らんで来ていた。柔かな新芽には、10cm近くの大きな毛虫。どの様な虫になるのだろうか。






沢を離れて、住宅街を東へ戻る。マンサクを見に立寄った、少し大きな丸い突起が実で、小さな突起は来年の花芽だろうか。足元のハンゲショウが白い花序を垂らしていた。




今朝もねっとりとした曇空。少し風があるので、昨日よりは過ごし易いかも知れない。