19, 07. 2015 テウチグルミ


熱帯低気圧の北上で、昨日は時折雨が降る薄暗い天候となった。教室を終えてアトリエの床を磨き、制作途上の和紙を水張りする。弟夫婦と姪が、夫々出掛ける用事だあり、夕食は不要というので簡単な献立を考え、雨が降り止んだ頃合いを目がけて、買物がてらの散歩に出掛けた。

北西を廻って西のスーパーで買物を済ませようと、シラカバ公園へ向かう。葉の小さなスモークツリーが、満開だった。ガマズミの実が、赤味を増して来た。3番通りを越えて、団地の北端の小公園へ向かう。公園の前の道から、テウチグルミの実が見えていた。サワグルミやオニグルミとは、実の付き方が異なる。






団地の北外れの道を、東へ戻る。車庫の上に設えられた棚に、今年も葡萄が葉を広げていた。直ぐ西の樹を這わせて、屋根の上の棚に蔓が広げられている。下の樹には、少し膨らんだ実が見えていた。南天の花序が、白くなり始めた。今年は実を付けるだろうか。ヒバの生垣の間から、花序を上げ始めたフサフジウツギが見えていた。8月のロンドンとスペイン各地で、数多く目にしたのを思い出す。






西のスーパーで、買物を済ませて戻る。晴れた日は可哀相な程萎んでいる紫陽花が、雨に勢いを取り戻し、綺麗に咲いていた。紫陽花には雨が佳く映る。