08, 03. 2015 薄暗い終末


昨朝は晴間が広がっていたのに、7時を過ぎて風花の雪が舞い出した。9時を過ぎて雲が広がると、雪は止んだ。教室を終えてアトリエの床を磨き、制作途上の紙片を水張りする。正午過ぎに晴間が出ていたが、作業を終える頃には空は暗くなっていた。

2時半過ぎに、買物がてらの散歩に出掛けた。日陰を除いて、アスファルトの路面が出て乾いている。道路脇の雪の壁から、生垣のヒバが覗いていた。塀と道路の間に、水仙が芽を出していた。水仙は良く増えるので、道路と塀の間に植えているお宅が多い。庭木に半裁された林檎が、射されていた。鳥が啄んだ跡が見える。左手の枝には、落花生が殻ごと射されてあった。殻の一部に穴が穿たれてあるが、鳥が上手く取り出せるのだろうか。





東の沢の西の道を、北へ向う。青空の領域が未だ残っていたが、陽が射さぬので樹々の梢は暗い。2羽のヒヨドリを、見かけた。数が少ないので、留鳥と思われる。直ぐ傍に、小鳥の姿があった。少し離れた楓に、小鳥が群れていた。色が良く見えないが、胸が白い小鳥だった。渡りの鳥だろうか。





3番通りを西へ戻り、スーパーへ向かう。裏手から見た北西は雲が垂れ込め、札幌市街も山並みも見えなかった。夕食の素材を買い求めて戻る。時折雲間から、僅かに薄日が射す程度。鬱陶しい天候だった。今朝は一転、雲なく良く晴れている。強かった風も、治まっている。今日の最高気温は、7度の予報。雪解けが加速するものと思われる。