18, 02. 2015 快晴の一日


冬の嵐が去って、昨日は雲なく良く晴れた。強い日射しがアトリエに入る。曇天の日に備えて、絵具を多めに溶いた。一仕事済ませて乾くまで所在がないので、前日製図した革を切る。各々のパーツより僅かに小さめの接着綿も切り揃えた。革の裏面に接着綿を貼ることで、革は風合いが良くなる。30年程以前に、廃棄処分にするバッグを解いて、此の手法を知った。午後にもう一度絵具をたっぷり引いて、散歩に出掛けた。

どちらを見ても、浮雲が見えない。シラカバ公園を西へ抜けると、北西の低い位置に雲が見えた。先週排雪作業で通れなかった道は、道幅が広がっていた。マンサクの前を通る。分離した花芽に、筋が入っていた。ここから外皮が割れて、花弁が覗くものと思われる。





路面の雪が緩み歩き易いので、北の沢まで足を延ばす。トチノキの冬芽が、赤く光っていた。昨年は良く実を付けたが、今年はどうなるのだろうか。沢に突き出たネコヤナギも、白い芽が増えていた。





3番通りを越えて、北の住宅街に入る。北外れの小公園から北西を見渡したが、山並みは雲の中だった。住宅街を南東に戻る。キウイの冬芽が膨らみ、レンギョウの冬芽も膨らんでいた。幅広くなった道を気分良く歩いていると、前方に排雪作業の重機が道幅一杯に雪を押し出していた。仕方なく、交通量の多い3番通りを東へ戻る。路肩の雪が無くなって車が目に入り、歩き難かった。







シラカバ公園を北から通り抜ける。青空を背景に、サクランボの冬芽が色付いていた。今の所積雪量が少なく雪も緩んで、雪解け頃の情景だった。此の侭雪が融けると良いのだが、例年3月には大雪が降る。



昨日は朝、日中と深夜まで、東北北部に大きな地震が3度も起きた。幸い大きな被害は無かった様子だが、4年前の大震災の余震とのこと。断層が未だ安定していないらしい。