31, 12. 2014 ヒヨドリ飛来


酷い降りではなかったが、昨朝の雪は終日続いた。時折雲が高くなって小止みになるが、直ぐに思い出した様に降って来る。庭の梅に義妹が刺した林檎に、ヒヨドリが飛来して啄んでいた。賀状を出し終えて一区切り付いたので、寝室の片付けをする。限られた空間なので、不要な物を処分するしか方法はない。中にはどうして捨てなかったかと思われるものもあるが、大半は何かに使用出来そうなものが多いので、選別が難しい。この先そう手仕事も出来るとは考えられないので、思い切って処分することにした。僅かに空いているスペースを占領していた紙袋に入った様々なものを処分して、少しすっきりさせた。



前日生けた仏壇前の花が、センリョウは入れてあるが少し寂しいので、南天の実を買い求めて来ることにした。薄らと陽が見えるが、雪は降り止まない。気温が高めなので、道はシャーベット状態だった。生花店南天の実を買い求め、東へ向う。生垣のイチイから下がった氷柱が延びていた。市の施設が休みに入ったので、駐車場脇のメタセコイアを見上げる。松毬は殆ど落ちて、僅かしか残っていなかった。3番通りを東へ向う。除雪で出来た雪の壁が、随分高くなって来ていた。






東の沢の西の道に入る。膨らんだタラノキの冬芽を見上げていると、奥の巨木の枝で何かが動いた。そうっとカメラを向ける。シジュウカラだった。住宅街を西へ戻る。小止みになっていた雪が、また降り始めた。低い位置になった陽が赤味を帯びて来ていた。冬至が過ぎて1週経ったが、日が長くなったのを実感出来るのは、年が明けて半月程過ぎた頃になるものと思われる。





今朝も昨夜来の雪が降り続いている。ヒヨドリが啄んでいた林檎も、綿帽子を冠っている。場所を覚えて飛来して来る様子だが、上手く見付けることが出来るだろうか。