10, 12. 2014 雪降り続く


昨朝の晴間は、長くは続かなかった。10時を過ぎて、大きな結晶の牡丹雪が降り始めた。粉雪とは異なり、牡丹雪は積り易い。裁物を一気に進めてしまおうと、母が遺したダークグリーンに白い小さなドット模様のコーデュロイの布を裁つ。もう1点、頂物のウールジャージーの布を裁とうとアイロンを掛けていたら、雪が酷くなって来たので、先に歩いて来ようと散歩に出かけた。

悟道には10cm近くの雪が積っていた。今期未だ除雪車は出動していない。東町公園の樹々を見ようと、南へ向う。手前のお宅のベニシタンに雪が積っていた。公園の樹々は白く雪化粧を施されいた。空が僅かに明るくなり、南西の低い位置に陽が見られた。






南の緑地帯に入る。粉雪は枝に止まらないが、牡丹雪は枝を白く染めて行く。緑地帯を離れて、住宅街を北東に戻る。収穫されなかった柿の実が、雪を冠っていた。蔕だけ残った実もある。ヤマブドウの葉に覆われて色付きが遅かったエゾノコリンゴも、実が朽ち始めていた。少し雪が小止みになり、青空が見えて来た。午後に晴れたのは此の時のみ。ナナカマド公園に続く遊歩道も、枝に積った雪のトンネルになっていた。






今朝も雪が舞っている。庭木は綿帽子を冠ってしまった。あと10日余り、日は益々短くなって、薄暗い日が続く。