26, 11. 2014 夕陽に追われて


昨日午前中は時折大きな量塊の雲が陽を遮ったが、午後に入って良く晴れた。長野北部では、震度1以上の余震が90回を記録している。列島の中心に当るこの一帯には、南北に活断層が走っていて、地震が起き易い所らしい。新たな仕事に手を付ける気にはなれず、冬物のコーデュロイのパンツの裾上げをした。革の小袋を包装し、書状を作成する。2時半過ぎに郵送しに郵便局へ向った。

良く晴れているが、風は冷たかった。郵送し終えて、南へ向う。東町公園を南へ通り抜ける。エゾヤマザクラの冬芽が見えていた。南の緑地帯を進む。葉が落ちたキタコブシには、白く光る冬芽が数多く出ていた。




鉄道林前の道を、西へ向う。3時を過ぎたばかりなのに、陽は南の低い位置にあった。荒縄で縛られたシロヤマブキに、暗紫色の実が付いていた。中央の沢の東の遊歩道に入る。陽は高度を下げながら、西へ動いて行く。中央の階段から、沢を見下ろす。昨年は水が溢れていた沢は、今年は正常で叢が緑色を保っていた。沢を離れて住宅街を北東に戻る。自分の影が長く伸びる。振り返ると。落葉松林の下方に陽が見えていた。





シラカバ公園へ西ららはいる。陽の光が赤味を帯びて来た。もう家並の位置まで陽が落ちて来ていた。家に着いて一休みしていると、空が赤くなって来た。3階の窓から、西を見渡す。真っ赤な夕陽が、家並の影に入る所だった。日一日と、日没が早まって来ている。




今朝も雲なく良く晴れている。気温がかなり低く、ストーヴのボリュームを上げた。長く厳しい季節が、迫って来ている。