16, 11. 2014 冷え込む


昨日午前中は時折陽が射したが、次第に雲が厚くなって薄暗い一日となった。早朝は0度を下廻り、油絵を描きに見えた面々は完全に真冬の装備。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。空が暗さを増して来たので、早めに買物がてらの散歩に出かけた。

住宅街を東へ向う。蒲の穂が半ば弾けて、綿毛が見えていた。完全に綿毛が飛んで、茎だけになったものもある。細い枝の雪は落ちていたが、庭木は雪をこんもりと載せたまま。塀に積った雪も殆ど融けず、小さな氷柱が下がっていた。氷柱は暖かいと良く伸びる。




東の住宅街のヤマボウシは、未だ実を付けていた。革手袋を嵌めた指先が冷たい。そろそろミトンを重ねた方が良いかも知れない。頭上注意の札が下がっていたマルメロは収穫が済んで、大きな実が2つだけ残されていた。握り拳の様な厳つい実だった。




身体が暖まる献立を考えながら、スーパーへ向う。裏手の原野から見渡した西の山並みは、白さを増していた。快晴の下の白い山並みが見たい。今朝も曇空。階下へ下りるのを待ち受けて外に飛び出して行った飼い猫のアタローが寒かったのか、直ぐに戻って来た。来襲は雨の予報も出ているので根雪にはなるまいが、庭の雪は殆ど融けていない。