07, 10. 2014 早くも冬囲い


朝に東海地方に上陸した台風18号が猛スピードで湘南海岸を北上し、お昼には首都圏に達して千葉と茨城県を駆け抜けて大平洋に抜けた。足の速い台風なので被害は少ないかと思われたが、道路や住宅街の冠水が広範囲に及び、崖崩れまで発生していた。当地は何時も強い風がぴたりと止んで、薄暗い一日となった。

手がけた縫物を続ける。2時半過ぎに散歩に出かけた。風は無いが、気温はかなり低くなっていた。南東を廻ろうと、ナナカマド公園を南へ抜ける。南の住宅街で、茗荷が黄ばんで倒れていた。茗荷は寒さが来ると、突然倒れる。庭の茗荷はシロアリの問題で、夏の終わりに切り詰めてある。マルメロの実が一層大きくなり、佳い色に色付いていた。




鉄道林前の道を東へ向う。団地の外れに近い位置で、数軒冬囲いが済んだお宅を見付けた。縄で結わえるばかりでなく、ネットまで掛けてあるお宅もあった。来春4月迄は此の状態となるので、早い冬囲いは植物が可哀相に思われる。




前日見かけたサルナシを思い出し、アーチのサルナシを見に立寄る。葉は黄ばんでいたが、未だ収穫されていなかった。住宅街を西へ戻る。センニンソウが未だ咲いていた。奥から伸びた蔓は、手前の樹の梢近くまで絡んでいる。






久々に、最も良く実を付けるオオヤマレンゲを見に立寄る。道路際で良く見えるのが佳い。実が大分落ちて踏まれていた。無事な実を拾う。西向かいのお宅の庭木に、ノブドウが絡んで実を付けていた。




今朝は雲なく良く晴れている。道央や道北は、かなり気温が下がったらしい。南の海には台風19号が発生し、列島に近付きつつある。収穫の時期なのに、大きな被害が出ぬよう祈るのみ。