21, 09. 2014 秋たけなわ


昨日も雲の流れが速く、屢々大きな量塊の雲が空を覆った。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。2時半過ぎに、買い物がてらの散歩に出かけた。比布在住の花籠を編まれるK氏のブログに、咲き始めた花の名の中にジョウロウホトトギスが含まれていたので見て来ようと、西へ向う。ドウダンツツジの葉が色付き始めていた。同じ並びなのに、もう真っ赤になっている葉もある。タカノハススキの穂が出ていた。南東の角に植えてあるタカノハススキを、穂が出たら切り詰めなければならない。葉も茎も固く、大仕事になる。





ジョウロウホトトギスは、未だ開花していなかった。一株、先端の蕾が黄色く膨らんでいるものがあった。来週辺りが開花期になりそうだった。北の住宅街も廻る積もりでいたが、ぽつぽつと雨が落ちて来たので、3番通りを東へ戻る。何の樹なのか、全ての葉が虫に食べられて穴だらけの樹があった。葉が美味しい樹なのだろうか。葉が朽ち始めたスズランが、赤い実を付けていた。ツリバナの実がすっかり開き切っていた。





買い物を済ませてスーパーを出ると、雨雲は東の空に去っていた。少し回り道をして、ナナカマド公園を通って戻ることにする。住宅が撤去された空地に、セイタカアワダチソウが密生していた。他のセイタカアワダチソウはもう枯れ始めている。草刈りされて出た、二番手の芽が伸びたものらしい。公園のナナカマドの実が、真っ赤に熟していた。遊歩道脇のお宅のイヌサフランが盛りになっていた。



今朝は気温がかなり下がっている。水滴ですっかり曇った窓ガラスの向こうに、青空が広がっている。そろそろ火が恋しくなって来た。