27, 06. 2014 サルナシの花
昨朝の雲が切れて広がった青空は、日暮まで続いた。洗濯機を仕掛けて、作業に入る。気温も上がり、窓を開けて仕事が出来るのが嬉しい。絵具も磁器粘土も乾きが早くなる。3時前に、散歩に出かけた。前日と異なり、西を除いて地平に近い空にも雲が見えない。前日DM原稿のごたごたで余り歩いていなかったので、南東を大きく廻って来ることにした。
南の住宅街を気侭に折れ曲がりながら、南東へ向う。栗の樹が、雄花を盛大に下げていた。ツルウメモドキを生垣にしているお宅がある。もう小さな実が付いていた。随分厳しく剪定されたマルメロにも、小さな実が出来ていた。
鉄道林前の道に出る。白く咲き誇っていたミヤマトウキは花弁が散っていた。代わりにチシマアザミが花を見せていた。背丈が2mを超えている株もあった。団地の外れを北へ曲がり、サルナシのあるお宅へ立寄る。白い花が、真っ盛りだった。サルナシの花を間近に見るのは初めてのこと。その気になれば、手で触れられる程近くで咲いている。花弁に少し厚みがあり、花芯の部分に突起がある。此の部分が実になるのだろう。アーチの足元には、紫色の姿の佳い花が咲いていた。
ハルニレのある公園を、北へ通り抜ける。葉の緑が濃くなっていた。住宅街を北西に戻る。最近余り見かけなくなった、ゲンペイウツギが花を付けていた。老婦人の畑の前を通る。体調でも思わしくないのか、畑は手付かずの状態だった。雑草なく手入れされていた畑は、空地の叢と変わらぬ状態になっていた。道路際の花だけが咲いて、何とも寂しい姿だった。
久々にナツハゼを見上げる。葉の下に、小さな花を付けていた。日暮過ぎまで快晴だったが、今朝は雲が多い。強い風に乗って、次々と大きな雲が流れている。日射しはあるので、仕事は進められそう。