25, 06. 2014 沢は緑深く


昨朝の雲は切れて、間もなく青空が広がった。メビウスの輪の写真の色が実物の様には撮れず、平面作品の部分を使用してDMの原稿を作る。表側の地図と画廊の文字を戴いて来たDMをスキャンしてコピーを取り、ペーストして文字と同じ色にしようとしたが、中々上手くいかない。3時間以上、あれこれと試したが出来ない。頭を冷やして来ようと、散歩に出かけた。

西隣のお宅と家の庭の境界付近に、クガイソウが花序を上げていた。昨年まではなかった花が、直ぐ傍で見られるのが嬉しい。西へ向うと、インド林檎に袋が掛けられてあった。シラカバ公園を南へ通り抜ける。空地のイネ科の植物が風に靡いていた。庭に生えられては困るが、雑草と呼ばれる植物も佳い風情を見せる。





日曜日とは異なり、無人の東町公園を南へ抜ける。北側の数本の栗に、雄花が出ていた。住宅街を西へ向う。昨年も見かけたウドが、葉を大きく広げていた。ウドの花は遅い。中央の沢の東の遊歩道に入る。沢の緑は益々深くなって、逆光の木漏れ日が僅かに漏れるのみとなった。未だ気温が上がっていないのに、池の表面は水藻が多い始めていた。






沢を離れて、住宅街を北東に戻る。大きな萼片のヤマボウシが遅れて咲き出していた。此の種は、実を付けるのも遅い。5月に花序を上げていたハシドイはその後余り変化が見られず、漸く蕾が白くなり始めていた。



今朝は雲がべったりと広がっていたが、8時を過ぎて雲が切れ、青空が広がって来た。昨夜考えた方法を試し、上手く出来なければ午後から画廊に出かけなければならない。