17, 06. 2914 ユリノキの花


薄暗い天候が続く。昨日は指定された通院の日だったので、午前中の作業を早めに切り上げ、1時前のバスで新さっぽろへ向った。地下鉄に乗り換えて、西18丁目降車する。南1条の医大へ通ずる道は、緑が深くなっていた。街路樹の栃ノ木を見上げるが、もう出来ている筈の実が見付からない。昨年かなり深めに剪定された所為だろうか。



長い時間を待合室で過ごし、漸く3時過ぎに解放された。資料館の庭は立入禁止となり、札幌芸術祭の為の準備がされていた。建設会社の立て看板だったので、個人の作品ではなさそうだった。大通公園を東へ向う。太鼓と笛の音が聞こえて来た。装束を着けた人々の長い行列が、西へ向っていた。北海道神宮までは、かなりの距離がある。南1条で見付けられなかった栃の実を見付けた。実は大分大きくなっていた。






少し東に、思いがけずユリノキの花が満開になっていた。植物園にも1本樹があって、以前はその樹を見ていたが、大通公園の樹が大きく3本もある。南国の花を想わせて、見上げるのが愉しみな花木。道庁の構内を通り抜け、学生で満員の電車で戻った。





雨には当たらずに戻ったが、夕刻から雨が降り始めた。今朝まで降り続いていた雨は先刻上がって、少し空が明るくなって来た。当地の佳い季節の6月が雨がちで、酷く損をした様な気分になる。