15, 06. 2014 雨降り止む


長く降り続いた雨が上がり、昨日午前中は雲間に青空が覗いて陽が射した。数日振りの陽光。今月の教室のモデルのヒエンソウやアリアムの青が輝く。教室を終えて床を磨き、平面作品を水張りする。夕食の素材を買い求め方々の散歩に出かけた。歩き出す前に、庭を一巡する。雨で庭に出ぬ間に、ハコネツリガネツツジ満開を過ぎていた。ネバリノギランが咲き始めていた。サンカヨウの実が、大きく膨らんでいた。タッタソウの実が大きくなり、僅かに黄ばんでいたので採取してポケットに入れた。





ナナカマド公園を東へ抜ける。ヤマボウシが満開になって来た。もう1軒、小さなカルミラのあるお宅を見付けた。東の沢の西の道を北へ向う。ホウノキの花は花弁を落とし、花芯がつんと上を向いていた。やがて此の中に、実が数多く出来る。実の熟成度は、鴉が実を突つくので判る。賢い鳥は、実の熟成度を察知している。





3番通りを西へ戻る。門柱の傍にガマノホが葉を伸ばしていた。昨年は穂を出さなかったが、今年は葉の状態が良い。スーパーに入る前に、裏手の原野を見渡す。山並みは見えていたが、雲は厚かった。クサフジに花が咲き始めていた。




買物を済ませ、荷が軽いのを幸いに少し回り道をして戻る。ツリバナに、小さな実が付いていた。大きな実の生る柿の木を見に立寄る。葉の付け根の丸い突起は、実だろうか。




夕刻また雨が降り出したが、今朝は止んで敷石が乾いている。昨日採種したタッタソウの種子を広げておいたら、外皮が外れて中の種子が出ていた。毎年蟻に先を越されるが、今年は成熟期に雨がちで蟻が出て来なかったのが幸いした。