11, 05. 2014 玉葱畑で


昨日午前中は雲が低く垂れ込めていたが、正午前から雲が高くなり陽が射し始めた。教室を終えてアトリエの床を磨き、作業の為に準備をする。何時の間にか雲は流れ去り、青空広がっていた。補正の為の膠で溶いた磁器粘土を擦り付け、買物がてらの散歩に出かけた。強い北風が冷たく感じられたが、四方を見渡しても雲が見えないので、山並みを見ようと北へ向った。

少し霞んでいたが、西の山並みは見えた。手稲山の山頂付近には、未だ雪が残っていた。東側の広い玉葱畑では、植え付けが始まっていた。植付け作業を見るのは初めてのことだった。映像で見る田植え作業の様に、苗を積んだ機械がゆっくりと進んで苗を植付けていた。植付けられた苗の畝に沿って歩いて行く人が、時折屈み込む。しっかり植込まれなかった苗を、補正している様子だった。未だ全体の4分の1程しか作業は進んでいない。





4番通りを東へ向う。秋に蒔かれた麦が、背丈を伸ばし始めていた。道の北側に以前からある農家の桜が満開状態だった。もう葉桜になっている樹もあるので、種類が異なるのだろう。農場の間の道を南へ向う。南の農場は、未だ作業は始まっていなかった。3番通り近くのお宅のライラックが、花序を上げていた。もう蕾が膨らんで来ている。ライラック祭は、5月の下旬の筈。今年は植物の展開が早い。





買物を済ませて重い野菜がないのを幸いに、少し回り道をして戻る。大きな実を付ける柿に、芽が出ていた。雪のある内から見上げていたサクランボを見に立寄る。花が開き始めていた。寄り道をして正解だった。




今朝も雲なく良く晴れている。気温はかなり低く寒いので、ストーヴに火を入れた。