09, 04. 2014 水芭蕉発芽


昨日も朝から日没まで快晴の一日。朝は冷え込んだが,日中は前日よりも気温が上がった。スパイラルと平行して,大きなメビウスの輪の設地面の着彩を始めた。かなりの重量があるので,設地面を仕上げて反転させ,設置の折に上になる部分を仕上げる変則的な方法を採る。

午後の彩色作業が一段落した2時半過ぎに、散歩に出かけた。ハルニレの公園が歩ける様になってはいまいかと、南東に向う。鉄道林前の道の南側も雪の壁が殆ど融けていた。南へ渡り,窪地を覗き込む。道路に近い部分は運び込まれた雪で埋っていたが,奥の方は流れが見えていた。水芭蕉の芽が出ていた。薄汚れた雪の傍での、艶やかな緑が嬉しい。




北へ向いハルニレのある公園を覗いてが,未だ歩ける状態ではなかった。ハルニレの梢が煙っている。葉よりも早く花を付ける樹なので、花芽が出ていることになる。回り道ををして、東の沢の西の道に南から入る。沢の樹々も,梢は量塊を増していた。猫柳が何本か見付かった。とりわけ大きな樹にも、銀毛が光っていた。中々殻が外れなかった公園側傍の柳も、銀毛の芽が出揃っていた。赤味が強かった落葉松の梢が,黄色味を帯びていた。







住宅街を折れ曲がりながら,北西に戻る。道路の両脇の雪は殆ど消え,道幅が広くなって気分が良い。何ロリ路面を気にせず歩ける開放感がある。シモクレンの冬芽が膨らんで来ていた。



今朝も良く晴れているが、西の空に雲が見える。今日から天候は下り坂で,明日は雨,明後日には雪の予報が出ている。冬将軍は立ち去り難いらしい。