06, 04. 2014 渡り鳥の群


昨朝の雪は,水分の多いベタ雪だった。玄関前の階段の雪を掻く。5cm程の雪が、結構重かった。雪は11時過ぎには止んだ。教室を済ませてアトリエの床を磨いていたら,陽が射して来た。避難させてあった諸道具を運び込み,残っていた絵具をスパイラルに施す。3時前に,買物がてらの散歩に出かけた。

雪はすっかり融けて,道路は乾いていた。ナナカマド公園を東に抜ける。桜の芽が膨らんで来ているが,あと一月で咲くのだろうか。雪に埋っていた庭から,椿が姿を現していた。剪定された椿を、ロープで地面に引いてある。すっぽり雪に埋っていた椿は,葉に損傷がなく、綺麗な緑色をしていた。雪は何よりの保温材となる。




梢が煙り始めた東の沢の奥の樹々に,数多くの鳥の姿が見られた。距離があり過ぎて,鳥の種類は判然としない。大きな一団は,南の空へ飛び去って行った。冬の初めに見かけたキレンジャクを思い出した。




沢の西の道を北へ向う。重機が沢へ押し出した雪の壁が嵩を減らし,気に懸かっていたホウノキが見えていた。懸念は的中して,下の太い枝が折れていた。三番通り手前のサクランボは,無事に降り積った雪の頸城から逃れていた。




三番通りを越えて,高速道路の西の道を歩く。バッコヤナギの芽が大きくなっていた。猫柳は種類が多いが,バッコヤナギの芽の動きが早い。団地の外れから眺めた北西の空は,黒々と重かった。



今朝は時折陽が射すが,雲が多く厚い。強かった風は治まり,南東へ流れる雲の動きは遅い。太陽光待ちの作業なので,今日は何をしようか。