03, 04. 2014 暖かな一日

数日気温が下がっていたが，昨日は二桁の気温に戻った。内庭の雪が嵩を減らし，敷石は完全に姿を現した。一冬外に出られなかった飼い猫達も、戸外に出る様になった。何処を歩き廻って来たのか，アタローは１時間程戻って来なかった。

大きなスパイラルの接地面の彩色を終えた２時過ぎに，買物がてらの散歩に出かけた。風は強かったが、寒さは感じなかった。道の両側に出来ていた除雪の雪の壁が消え，道路が広くなって気分が良い。良く実を付けるヒョウタンボクの枝先に、勢いの良い芽が伸びていた。

東の沢手前の公園の雪も大分嵩を減らしたが，ホウノキの下枝は未だ雪に捉えられていた。楓の赤い枝が，青空に映える。沢の樹々の梢が量塊を増し、空を遮って来ていた。猫柳の殻が外れ，銀毛が光る。沢の西の道を北へ向い，二番通りを越えた。バッコヤナギの芽が，少し長くなって来ていた。最上段の写真が，バッコヤナギ。やがて芽は長く伸び，毛虫の様になる。もう１種ある猫柳も，芽が大きくなっていた。オニグルミの枝の先端の冬芽が，膨らんで来ていた。

沢を離れて，住宅街を北西へ向う。花の便りが賑々しいが，当地の桜は未だ此の程度。開花までには一月を要する。先日見かけた福寿草は，早くも葉を広げていた。沢の支流に当たる窪地の横を通る。根開けは見られたものの，運び込まれた雪が未だ深かった。スーパーに入る前に，裏手の原野を見渡す。札幌の街並も山並みも、霞んでいた。山が何時もより高く見えたので，雨が近いのかも知れない。

昨朝チリで発生した大地震の余波で，今朝から太平洋岸に津波注意報が出ている。以前チリ沖地震で津波の被害があったので、被害が出ないことを祈るのみ。