21, 03. 2014 アカゲラ


朝方の曇空に、またスパイラルを反転させなければならないかと思っていたが,昨日は8時を過ぎて晴間が広がって来た。洗濯機を仕掛けて,着彩の作業に入る。ロシアの動きは素早く,クリミア自治区はロシアに編入されてしまった。第二次世界大戦の折も,東からのナチスの勢力が強い折は日本と不可侵条約を締結しておきながら、ナチスの勢力が弱まると条約を破棄して満州に南下し,千島列島には終戦宣言後に侵入して,輸送船の欠如で列島に取り残されていた軍人を多数シベリアに送り,過酷な労働に従事させた経緯がある。北方領土返還は、欧米の締め付けが強くなり東に活路を求めれば別だが,恐らく叶わないことだろうと思われる。

2時半過ぎに散歩に出かけた。西の雲が高くなり始めていたが,頭上から東は良く晴れていた。雨も降って数日暖かかったので,枝道もかなりアスファルトが出ていた。あの巨大な氷柱を見に立寄る。細めの氷柱は融けて半分程になっていたが,氷柱の集合体は,健在だった。シラカバ公園を南へ抜ける。大きくなり始めた雄花を啄んでいるのか,ヒヨドリの姿があった。小学校西側の大きなヤドリギも,そろそろ花が付く頃と思われるが,高くて良く見えない。雪が解けたら,国道の南のヤドリギを見て来ることにしよう。





南の緑地帯に入る。高い樹の梢近くで,何かが動いた。白と黒に赤い色も見える。アカゲラに相違ない。暫く様子を見て,漸く全身像を捉えた。





南の緑地帯でも,2羽のヒヨドリの姿を見かけた。ずっと目にしていなかったシジュウカラのすがたもあった。住宅街を北東に戻る。暖かいので、方々で雪割りをする人々の姿が見られた。西の雲が伸びて,青空の領域が東へ去った。ナナカマド公園へ続く遊歩道に入る。すっかり実が無くなったナナカマドにも,ヒヨドリの姿があった。






昨夜僅かに降雪があった。現在雪は止んでいるが,外は薄暗い。筒状の立体は十分乾いたので,塗料を施すことにしようか。