02, 03. 2014 凍てつく道
弥生初日の昨日は午前中は浮雲が多かったが、午後に入って青空が広がった。教室に見えた方々は、口々に路面凍結の酷さを話されていた。緩んで凹凸の出来た路面が凍り付いたのだから、歩き難かったに相違ない。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。溶いた絵具を使い切っていたので、日射しのある内に絵具の調整をした。3時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。シャーベット状態になっていた部分は凍り付いて、ザラメ状の雪になり、足元でシャリシャリと音を立てる。圧雪状態だった部分が凍って、歩き難かった。
東へ向い、前日買求めて来た桜餅を従姉に届ける。元気そうで安堵した。昨年渡した皮がどの様に変身したか尋ねたかったが、時間が無いので玄関で立ち話をして辞去した。ナナカマド公園を東へ抜ける。公園側のお宅のオオヤマレンゲの冬芽が、赤く光っていた。恐らく団地が出来た当初に植えられたと思われる大きなエゾヤマザクラの冬芽が、分離して膨らんで来ていた。開花までには、あと二月を要する。時間が無いので、東の沢へは向わず、沢の支流に当たる窪地の横を通る。近隣の住宅街から運び込まれた雪で、窪地は雪の量が多かった。枝を捉えられた樹も見える。落葉松の梢がヴォリュームを増して赤く輝いていた。三番通りを西へ戻り、スーパーに入る前に裏手の原野を見渡す。北西は雲が多かったが、山並みは見えていた。青空を背景にした山並みは、昨年来目にしていない。
今朝は浮雲は見えるが、空は青さが強く良く晴れている。今日から暫く真冬日が続く。気温は低くても、陽光が射すと有難い。