02, 02. 2014 寒い如月初日


如月初日の昨日は、良く晴れたが気温は低かった。教室の面々は、重装備で見える。外の寒さとは裏腹の春を感じさせるモデルで、順調な滑り出し。教室を終えてアトリエの床を磨き、避難させてあった立体を運び込む。2時過ぎに、買物がてらの散歩に出かけた。頭上から東は良く晴れていたが、西の雲の壁が高い。北東を廻って、スーパーへ寄ることにした。

黒く凍っていたシモクレンの殻が割けて、中の実が見えていた。赤い筈の実は、色褪せていた。ナナカマド公園を東へ通り抜ける。先日の暖気で屋根の雪が落ちたお宅が多い中で、雪が下の雪に支えて雪に埋もれた様なお宅があった。北と南に落ちる筈の雪が、何れも地面の雪と繋がっている。西の雲が迫り出して、陽を捉えた。体感温度が一層低くなる。






東の沢の西の道を北へ向って、風の冷たさにたじろいだ。沢に雪を運ぶ為に造られた道に入って見る。下の枝が雪に捉えられたホウノキの枝が、間近に見える。冬芽は赤味を帯びた色になっていた。夏には手前の樹で見ることが出来なくなるイワガラミを見上げる。沢の底から延びている大木の梢近くまで、数多くの花が付いていた。装飾花は色褪せ、中央の花の部分は褐色になっていた。





もう少し北を廻る積もりでいたが、風が冷たいので、三番通りの北の舗道を、家並を風除けにして西へ戻る。歩道脇のヒバから下がった氷柱が、先端に今にも水滴が落ちそうに丸くなったまま、硬く凍り付いていた。融けている折は透明に光っている氷柱も、凍り付いて白っぽく見える。東のスーパーの西の木立では、ヒヨドリがツルウメモドキの実を啄んでいた。西のスーパーに入る前に、裏手の原野を見渡す。西の山並みは、雲の中だった。





昨夕、夕映えが美しかったが、今朝も良く晴れている。気温は頗る低く、窓ガラスに凍り付いた霜が未だ融けない。