26, 12. 2913 雪は止んだが


昨日の雪は11時過ぎには降り止んだが,時折雲間から薄日が射す程度で,終日薄暗かった。サンプル用の和紙の白い面を何とか塗布し終え,青い着色料を加えた裏面の塗布に入る。立体に比べると小さな面なので直ぐにも出来そうに思っていたが,平面であるにも拘わらず,立体並に亀裂が入って手こずった。これでは,年内一杯かかりそう。

賀状のファイルに着手したが,何とも気が乗らない。毎年追い込まれてからでないとやる気が起きないが,今年は特に年来の同志とも言うべき友人に先立たれ,虚しさが募る。何枚かのファイルを作成したが,何れも今ひとつ。

2時を大分過ぎて,夕食の素材を買い求めに出かける。午前中の降雪で,路面は歩き易かった。ナツハゼが枝に雪を載せ,大分お辞儀をして来ていた。数年見ているが曲げに強い樹で,折れることは無い。東のスーパーを覗いたが気を惹かれる物がなく,三番通りを西へ戻る。中央分離帯のアズキナシは,未だ実を付けていた。西のスーパーの裏手から北西を見渡すが,厚い雲に覆われ山並みは見えなかった。買物を済ませて,ナナカマド公園へ北から入る。遊歩道の両側の雪が,随分高くなって来ていた。枝を縛られたニシキギが雪の重みで曲がり,雪面に捉えられていた。






住宅街を南西に戻る。塀に積った雪が緩んで,曲線を描いていた。年末から年明けに掛けて,週間予報には雪達磨が勢揃いしている。雪に閉じ込められる年末年始となりそう。