11, 11. 2013 大荒れの休日


強い風に雨が混じり、昨日は大荒れの休日となった。道内各地に警報が出されていた。洗濯機を仕掛けてモデリングの作業に入ろうとしたが、薄暗くて気が乗らない。仕方なく、冬用のコーデュロイのパンツを2本、裾上げをした。毎日着替える普段着は、シーズン毎に補充が必要となる。11時を過ぎて、道内の日本海側から、警報が解除され始めたが、風は治まらなかった。道内の最大瞬間風速は、30mとのこと。90mを記録したレイテ島の凄まじさが、思いやられる。高波にも襲われた被災地の情景は、東日本大震災の映像とも重なった。

午後に入って、雨は小止みとなって来た。裾上げが済んだ2時前に、散歩に出かけた。傘は持参したが、雨は殆ど止んでいた。木立の中を歩こうと、南へ向う。真っ赤に燃えていたドウダンツツジが葉を落とし始めていた。ベニシタンの実が少し膨らんで、赤くなっている。タカネナナカマドは葉が落ちて、熟れた実が重そうに下がっていた。東町公園に入る。落葉が量を増し、彼方此方に吹き溜りが出来ていた。色付きが遅かった欅も葉が反り返り始め、広範囲に葉を落としていた。







南の緑地帯に入る。未だヨウシュヤマゴボウが実を下げていた。殆ど裸木となった緑地帯を抜け、鉄道林前の道に出る。毬が落ちて葉も色付き始めた栗が、強い風に翻弄されていた。切り詰められたスモークツリーの下から出た枝の葉が、佳い色に色付いていた。





広い幹線道路は風が強く吹き抜けるので、住宅街を折れ曲がりながら北東に戻る。コシキブの葉が大分入り付いていた。モデルに使用している庭のコシキブは、未だ葉が青い。シラカバ公園に近付く頃、西の空が晴れて来た。すっかり葉を落とし、雄花だけが残された白樺に、今まで見えなかったヤドリギが姿を見せていた。夕刻から雪の予報が出ているのに、林檎は未だ収穫されていなかった、




昨夜は雨も降雪もなく、敷石が乾いている。強かった風も治まり、雲間から薄日が射し始めている。気を入れ直して、手こずっている補正の作業を進めることにしよう。