22, 07. 2013 投票日


参議院選挙投票日の昨日は、朝方の浮雲が消えて快晴となった。洗濯機を仕掛けて、小物の仕上げに入る。子供服も同様だが、小さくても大きなものと同じ手間が必要で、小さいだけにかえって縫い難い。午前中一杯かかって、何とか仕上げて包装を終えた。午後から天地を返したメビウスの輪モデリングに取り掛かる。

2時半過ぎに、投票に出かけた。シラカバ公園に隣接する幼稚園が投票所。玄関にはスリッパがずらりと並び、外靴が見当たらなかった。奥の教室へ入ると、集って雑談をしていた係の方々が、部署に散る。投票を済ませて外へ出るまで、投票所を訪れる人には誰にも会わずに出て来た。好天なので、早く投票を終えて行楽にでも出かける人々が多いのかと思った。

シラカバ公園を北に向う。ハシドイの花は散って、小さな実が出来ていた。ハシドイに代わって、シナノキの花の香りが漂っていた。中程から公園を西に抜け、住宅街を北西へ向う。生垣の前の紫陽花が、項垂れていた。当地の紫陽花は真夏に開花するので、日中は水が下がって可哀相な姿になる。赤く色付いた野苺の実が、更に熟して暗紫色になり始めていた。フサフジウツギが咲いていた。甥の結婚式の折、ロンドンの彼方此方の公園で見かけた、薄紫色のフサフジウツギを思い出した。






三番通りを越えて、北の住宅街に入る。キウイはどうなったかと、見に立寄る。花が朽ちた跡に、実が出来ていた。スモークツリーは、ピンクの煙りと化していた。住宅街の外れから、西の山並みを見渡す。山並みはクくっきり見えていたが、量塊のある雲が横たわっていた。東へ戻り、シラカバ公園へ北から入る。シナノキの香りを嗅ぎながら、東へ通り抜ける。ネムノキの蕾が目立って来ていた。間もなく羽根の様な花が見られることと思われる。






選挙は、予想以上の与党の大勝に終った。投票率は50%を僅かに上回る低さだった。政治に無関心なのか不信感を抱いているのかは判らない。