13, 02. 2013 寒さ厳しく


昨日朝の青空は間もなく薄雲に覆われたが、晴れ間は続いた。準備した彩色済みの和紙の中央部分の裏側に礬水を施し、2つのゴミ入れを両端に入れて、筒を作る。裏側の中央部は、筒状にすると手が届かなくなるので、事前に礬水を施した。先週末頂いた書状に返事の書状を作成する。正午のニュースで、北鮮の核実験が行われたと報じられていた。国連の決議や中国の抑制も無視しての強行。国民の生活を顧みない自己顕示力の強い指導者の在り様には、呆れて言葉もない。昨年末に打ち上げた長距離ロケットと小型化されたという核を組み合わせることにより、新たな“恐喝”の手段を手に入れたことになる。

出来上がった書状を投函しに出かけた。明方-10度を下廻ったので、気温は上がらず寒い。以前は商店が並ぶ人通りの多かった郵便局前の道は、スーパーが撤退してからは人通りが絶え、ゴーストタウンさながら。書状を投函して、南へ向う。小学校の西の大きなヤドリギを見上げたが、未だ花が出ている様子はなかった。東町公園の南へ回り込む。公園の樹に、コガラとヤマガラの姿があった。




一番通りを西へ向う。雪の嵩が減って、歩道脇のお宅の紫陽花が脱色された姿を見せていた。モクレンの小さな木の幹に、何かが付着していた。茸かと目を凝らすと、落花生が殻ごと結わえ付けられたものだった。穴が穿たれている殻がある。小鳥が空けたものと思われる。シデコブシの冬芽が大分膨らんでいた。





中央の沢に近い一帯では、排雪作業が行われていた。邪魔にならぬ様に急ぎ足で通り抜け、遊歩道に入る。遊歩道を北へ進み、北の沢の遊歩道へ入る。此処にもヤマガラの姿があった。雲竜柳の梢が、肉眼では僅かに色付いて見える。ネコヤナギの冬芽が大分膨らんでいた。





三番通りを越えて北の住宅街を廻る積もりだったが、北西の空は雲が低く垂れ込めていたので取り止めた。沢を離れて、住宅街を東に戻る。雪祭りに合わせて作ったのだろうか。灯籠や雪達磨が作られていた。恐らく家族総出と思われる力作だった。




昨夕僅かに雪が散らついていたが、今朝は良く晴れている。風もなく、今日は気温が少し上がるらしい。