26, 01. 2013 春の雪の様に


朝方の雲が厚みを増し、昨日午前中は雪が舞った。大きな結晶の牡丹雪が、ガラス窓に当っては、直ぐに流れ落ちる。気温が大分上がっているらしく、春の雪の様だった。雪の中を2羽のヒヨドリがやって来て、残っていた林檎を殆ど食べ尽くして飛び去った。前日成形した流れに沿って、細部の成形を進める。膠を引こうと思っていたが、全体の動きをもう少し大きくしたいと考え、作業は明日に廻した。

様々な警報が出ていたが、雪は正午前には降り止んだ。義妹が新たに刺した林檎に、ツグミが飛来していた。札幌へ出かける積りだったが、モデルの生花は何とか間に合いそうなので、茶菓を近所で調達することにした。ナナカマド公園を東へ通り抜ける。午前中強かった風も治まり、僅かに降り積った雪が、固くなった下の雪を緩ませていた。造形的な生け花作品を創る友人のMさんが語った、「春の雪は、雪を融かす雪。」という言葉を思い出した。これが春の雪ならどんなに良いことか。




勾配の低い屋根の雪がずり落ちて、軒を巻いていた。側面に廻って様子を見る。氷柱の付いた雪の層が、飴の様に軒下の空間に入り込んでいた。数日の暖気で雪が落ちた針葉樹には、新たに小さな氷柱が下がっていた。三番通りに近い小公園の周囲は、押し上げられた雪が、もう限界と思われる程高くなっていた。







茶菓を買い求め、西にある生花店へ向う。雲は未だ厚く、時折僅かに日の位置が伺える。白い小さな蘭を数本買い求め、シラカバ公園へ北から入った。大きな白樺の幹の途中から、数本の新たな枝が出ていた。梢を見上げると、芯が数本剪定されていた。剪定を受けると、樹々は新たな枝を出す。公園脇のお宅の樹に、ヒヨドリの姿が見られた。雪が緩んで歩き易くなった道を戻った。



明けて来た今朝は曇空。昨夜雪が降った形跡はない。強い寒波の襲来で、今日から真冬日に戻る。