13, 01. 2013 久々の曇天


昨朝は薄雲かかっていたが青空が広がっていたのに,時間の経過と共に雲が厚みを増して,薄暗い曇空となった。教室を済ませて,アトリエの床を磨く。夕食の素材を買い求め方々の散歩に出かけた。べったりと雲が広がって,時折薄紅色の陽が見える。ナナカマド公園を通り抜けながら,前日の酷かった歩道の様子を思い出した。



公園の遊歩道も水平に除雪されていて,足元を気にせずに歩ける。歩道から車道に出る部分は,除雪車が高さを揃えて削ってある。歩道のない住宅街の枝道は、排雪を依頼する家庭が増えて,以前より道幅がぐんと広くなった。北大構内は歩き易かったが,駅へ向う街並の除雪状態は酷く,僅かな距離の歩行で酷く草臥れた。市街地が拡大して,除雪の手が廻らないのだろうか。





寒さは厳しいが,今冬の積雪量は少ない。ヒイラギが雪から大分姿を現していた。何時もなら雪に埋っている筈。此の寒さで寒風に晒されると,凍ってしまわぬかと心配になる。昨年良く花を付けたオオヤマレンゲの冬芽が膨らんで来ていた。煮物料理が多かったので,久々に中華料理を作ろうと材料を買い整える。週末の来客を当て込んでか,青味野菜の値が下がっていたのでしっかり買い込んだ。思い荷物を提げて,ナナカマド公園を北から入る。晴天なら赤く輝く白樺も楓も,梢は色が重かった。白樺の雄花は,大分大きくなって来ていた。





昨夜吹雪いたらしくガラス窓に雪が張り付いているが,今朝は良く晴れている。寒さは我慢出来るが,薄暗いのは敵わない。