29, 12. 2012 赤い夕陽


相変わらずの真冬日ながら,昨日は良く晴れて,気温も少し上がった。陽が射すと,出窓の小屋根から雪が融けた雫が落ちる。長い間しがみつく様に下がっていた小さな氷柱も落ちた。手分けして新年を迎える準備に取りかかる。雑用は昼食後も続き,一段落したら2時を大分過ぎていた。

2時半過ぎに,散歩に出かけた。前日の足裏が痺れる様な感覚はない。もう陽が随分低くなっていたので,帰りがけに夕陽を見ようと西南へ向う。小学校前の広場の雪山が,高さを増していた。東町公園の西側を通り抜ける。冬休みに入って,小山では小学生が遊んでいた。




南の緑地帯に入る。晴れて寒さが和らいだ所為か,小鳥の姿が見られた。少し遠い位置のヤマガラを見ていると,雀の一団が灌木に舞い降りる。更に南の巨木には,アカゲラの姿があった。後頭部の色を確認したかったが、高い枝で確認出来ない。暫く枝を突ついていたが,東へ飛び去った。







鉄道林前の道を西へ進む。陽は赤味を帯びて,益々位置が低くなる。中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。東西に走る道から押し出された雪は量を増し、沢が見えなくなっていた。真っ赤な夕陽が沈んで行く。日没ですっと気温が下がった。青味を帯びた空気の中を,帰り道を急いだ。



昨夜また降雪があって,出窓の小屋根に新たな雪が10cm弱積っている。冷え込みは余り強くはない。年末は大荒れとの予報が出ている。今冬は,寒さも雪も厳しい。