23, 12. 2012 刻まれた年月


朝方の晴れ間は間もなく雲に覆われ,昨日は弱い降りながら,夕刻過ぎまで降雪が続いた。今年最後の教室を終え,床磨きを済ませる。今日が炊事担当の姪から、日を替えてくれる様にと要請され,気侭な散歩に出かける。前日余り距離を歩いていなかったので,南東を大きく廻って来ることにした。

歩道も遊歩道も除雪されてはいなかったが,固まった雪の上に5.6cm降り積った雪で歩き易い。白樺林にも東町公園にも子供達の姿は見られなかった。南の緑地帯を抜けて,鉄道林前の道に出る。秋に歪な実を付けていた梨の木に,凍って黒くなった実が未だ残っていた。此処のお宅は樹を全く剪定されていない。大きな栗の樹に絡まったヤマブドウの実も,残っていた。あの柿の実はどうなったかと,少し北を回り道する。梢に黒ずんだ実が残っていた。鳥が啄んだのか,果肉が見えている実もあった。





鉄道林前の道に戻り,東へ向う。近隣の方々が運び込む雪で,林の奥の雪が高くなっていた。先日見かけた氷柱は,丈を伸ばしていた。雪の降りが酷くなり始めた。団地の東端まで廻ろうと思っていたが,手前で進路を北へ変える。一番通りを西へ戻り,ナナカマド公園の遊歩道に入った。此の遊歩道は北の三番通りまで続く。雪で先の方は霞んでいた。





遊歩道の左右には,ナナカマドに混じって,桜も植えられている。団地が出来て40年を越え,植樹された樹々は随分大きくなっている。今年は秋に数本の樹が、枯れて切られてしまった。幹には年月の推移が見られ,中々のご面相。






昨夜大分円くなった月が見えていたが,今朝は快晴。降雪の後だけに空の青が美しいが、気温は低い。今日から暫く真冬日が続く。