19, 11. 2012 初雪


前日から降り続いていた雨は、昨日10時過ぎには雪に変わった。札幌地方は122年振りの遅い初雪とのこと。今年は夏の暑さも含めて、極端な気象が多い。前日にも増して薄暗く、洗濯機を仕掛け、灯りを点けて本を読んだ。外では強い風に、雪が舞っていた。



雪が少し小止みになった2時前に、散歩に出かけた。今期初めて耳掛を使用する。雨の後の雪なので積ってはいまいと思っていたが、道路は雪で覆われていた。水溜りのある位置が黒ずんで、それと知れる。ガマズミの実が雪を載せていた。シラカバ公園を西へ抜ける。裸木が黒々と聳え、寒さを助長させていた。ドウダンツツジが雪に映えて美しい。切詰められていないホトトギスが、雪の重みで頭を垂れていた。






北の沢を廻ろうと思っていたが、薄手の革手袋を嵌めた手が凍えて来たので手前で北の住宅街を廻る。水溜りに落ちた落葉に積った雪が、半透明に融けて美しい。小公園のポプラは葉を落とし、強い風に揺れていた。冬囲いをされていない紫陽花が道路際に項垂れていた。除雪車で折れなければ良いのだが。




開けて来た空は雲が高く、雪は止んでいる。今日は午後から病院へ出かけなければならない。