08, 10. 2012 ヤマジノホトトギス


大雪山系に雪が降って、平地の気温も下がって来た。昨日は良く晴れたが、風が冷たく感じられた。洗濯機を仕掛けて西隣の境界の切詰めをしようと庭に出たら、隣家の奥さんとその南のお宅の奥さんも作業中だった。暖かい内に作業を進めようとの思いは、皆同じ。根を張って増えるメイゲツソウに手間取る。茎も木化して固い。増え過ぎたミズヒキソウを引き抜く作業も、結構な力仕事。西側の半ばを過ぎたところで力尽きた。

咲き始めたヤマジノホトトギスが、佳い姿になって来ていた。送って頂いた株は大きくなり、脇から新たな株が出て花も付けている。子株が大きくなったら、株分けをして、家の西側にも植え込もうと考えている。




掌が腫れて握力が失せたので作業を諦め、散歩に出かけた。南東を廻ろうと、東町公園を抜け、南の緑地帯に入る。落葉の量が増して来ていた。緑地帯を抜け、鉄道林前の道を東へ向う。背の高いエゾマツや広葉樹に絡み付いたヤマブドウの葉が、色付いていた。角のお宅の奥に、実を付けた花樹が見えた。歩道を離れて道を北へ入る。梨かと思ったが、近付いて見ると大きなマルメロだった。ジャムにでもしたら、香りの佳いものが出来そうな、立派なマルメロだった。






通りへ戻り、東へ進む。剪定されずに伸び放題のエゾノコリンゴが、実を数多く付けていた。ツリバナもかなり背丈を伸ばして、実を下げていた。少し東のお宅では、ズミが実をびっしり付けていた。





団地の東端から住宅街をジグザクに折れて、北西へ戻る。道にプラムが落ちていた。傍のお宅の庭を見ると、叢に実が数多く転がっていた。余り太くはない木なのだが、実は良く付けていた。西の雲が広がって来た。夏の間は見られなかった彩雲が見える。上空の温度は、かなり下がっているものと思われた。





昨夕、夕映えが出ていたが、今朝も良く晴れている。気温は一段と下がり、窓ガラスの水霜が盛大になった。残りの作業を、なるべく早く終らせてしまいたい。