03, 10. 2012 栃の実


昨日は、空の蒼い秋晴れの一日となった。此の時期としては気温が高い。部屋のゴミを出すついでに雑草を取って詰め込み、集荷場所へ運ぶ。漸く裏止めのボタンを見付け、窓を開けてボタン付けをする。8個のボタンをつけて、長い期間をかけた縫物が出来上がった。上は本体が出来上がった折の、下二葉は出来上りの写真。残った革は、ポケットの革と僅かな端切れのみ。裏地を買求めて来たが、裁つ寸前になって、母が遺した布の中に茶系のシルクのプリント布があったのを思い出し、裏に使用した。前身頃の腰の位置にV字形の切り替えがあるワンピースだったので、逆さにして後身頃に使用し、ヨークをV字形にして着丈を長くした。膝上20cm程の着丈に仕上がったので、雪が来る頃まで着用可能と思われる。




近所で入手出来ぬ小物を買い求めに、バスで野幌へ出かけた。買物を済ませ、散歩がてらに歩いて戻ろうとして、春にトチノキの花を見たことを思い出し、緑地帯へ向う。数本あるトチノキの巨木は、黄葉が進んでいた。実は殆ど落ちて、地面にはおびただしい数の殻が散乱していた。落ちた衝撃で殻が割れるのだろうか。殻が割れていないものと、殻に実が残っているものを拾って来た。





公民館前の栗の樹も実を数多く付けていた。住宅街を気侭に曲りながら、北西へ戻る。塀の中は野菜のみが植えられ、塀と道路の僅かな隙間に、数多くの種の花を植えてあるお宅があった。フウセンカズラも植えられていた。以前見かけた蔦の絡まるお宅は、蔦が屋根の上まで達していた。