23, 09. 2012 夏日の彼岸


吹く風は涼しかったが、昨日も気温は25度を超えた。土曜日が5週あったので、お彼岸の昨日を教室を休みにしたが、来客やら雑用やらで、手仕事をする時間が取れなかった。来客を送り出した3時前に、夕食の素材を買い求めに出かけた。前日同様、午後に入って雲が厚みを増していた。少し南東を廻ってスーパーへ行こうと、ナナカマド公園を抜ける。遊歩道が明るいので見上げると、東側のナナカマドが剪定されていた。切り倒された樹の真新しい切株も残っていた。





昨年は余り実を付けなかった紫木蓮に、見事な実が付いていた。花弁の様に見える萼を残したヤマボウシの実が、色付いていた。エゴノキの実も、僅かに色付き始めて来た。時間が押して来たので、進路を北へ変える。蕎麦は未だ収穫されていなかった。すっかり茶色に朽ちた向日葵畑には、雀だろうか、小鳥が群がっていた。向日葵の実ならご馳走に相違ない。青く色付いた実を期待してノブドウを見に立寄ったが、色付きは進んでいなかった。







スーパーへ入る前に、裏手の北の原野を見渡す。西の山並みには、雲がかかっていた。茶色に朽ちた原野の所々に、クサフジが未だ花を付けている。もう三月も咲き続けていることになる。可憐な姿の割には、強かな植物。買物を済ませて重い袋を下げて戻る。中央分離帯のオオバボダイジュが、所々茶色に見える。車の流れを読んで、中央分離帯に渡ってみた。実も少し朽ち始めていたが、茶色に見えたのは、托葉だった。




夕刻になり雲が開けて、南西の空に半月が見えていたが、今朝も良く晴れている。ガラス窓には、相変わらずの水霜。気温は大分下がっているものとみえる。