30, 07. 2012 ヌスビトハギ


夜分は雲が広がるが,日中は晴れ間が広がる日が続く。首を長くして待っている降雨はなく、気掛りな植物に水をかける日々が続く。南天を植え込む為に昨秋大分引き抜いたヌスビトハギが咲き出した。小さく楚々とした花ながら、繁殖力は旺盛な植物。名称の由来の実が付き出したら,早めの切詰めが必要。



視界狭窄が中々治まらない。オリンピック競技も始まったが,なるべく眼に負担をかけぬ様,眼に冷却剤を当てて過ごす。冷却後は眼底の傷みが失せるが,時間が経つとまた傷みが浮上する。2時過ぎに散歩に出かけた。ぬるま湯の中を歩く感じだが、屋内よりは風が感じられる。東隣のお宅の塀から,アメリオニアザミが突き出ていた。花は悪くはないが,繁殖力旺盛な植物。早く草刈りで除去されることを願う。ヒョウタンボクの実が完熟して落ち始めていた。栗の毬が少し大きくなって来ている。マルメロの実も大きくなり,実に歪みが出始めていた。






人通りが殆どない。ベランダには洗濯物や夜具が干されているので在宅と思われるが,競技が始まったのでTVで観戦中なのだろう。一番通りを東へ向う。暑苦しい色のヤブカンゾウが,彼方此方で花を開き始めていた。街路樹の根元に植え込まれたヨウシュヤマゴボウが花序を伸ばしている。茎の赤さが何とも生々しい。適当に道を折れ曲がりながら、北東に進む。何時もは作業の方が見受けられる住宅街の中の畑も,無人だった。馬鈴薯の葉がすっかり黄色くなっている。収穫は窓会ものと思われた。





エゴノキの実が,少し大きくなっていた。実の先端に,未だ白い花芯を付けている個体もある。東の沢に隣接する公園のホウノキの実が,また大きくなっていた。叢には実が落ちていた。佳い色をしていたが、未だ完熟していないのでやがて朽ちることが判っていたので,拾い上げるのは止めにした。






沢の西の道を北へ進む。あかしあ公園のオニグルミの実が大きくなり,枝が手を触れられる程下がっていた。家々の前には車もあって、洗濯物が多く見られるが人影は見られない。恐らく始まった競技を観戦中なのだろう。不思議な感じの午後だった。


ヌスビトハギ Desmodium oxyphyllum マメ科